大阪芸術大学の名誉教授でありながら、日本の伝統染織技術を現代に蘇らせることに注力してきた染色家。天然染料を用いた染色技法の研究において第一人者とされ、自然の素材を活かした色彩表現を追求しています。古来から伝わる染色技術を復興し、それを用いて現代の美意識に適応した作品を制作しています。色彩の深みと自然さが際立っており、古典とモダンの融合を感じさせ、人々を惹きつけています。また研究者としての活動では、日本の伝統文化とその技術を次世代に伝えることに尽力してきました。