工芸修正(黄変かくし)です。広い範囲の黄変や頑固な黄変、生地が弱っていて黄変抜きが出来ないような場合に用います。箔や顔料を用いて黄変を柄の下に隠す加工です。 〈黄変修正前〉 広範囲に黄変があります。 ↓ 専用フィルムを貼り、修正箇所以外、箔がつかないようマスキングします。柄とのバランスを考えながら、ピースガンで箔を吹きつけます。 ↓ 〈黄変修正前〉 フィルムを剥ぐと、見事な金彩ができます。