着物に多く用いられる金や銀の箔。着用の際おこってしまった摩擦による剥離や保管中の環境による酸化などで変色した場合に用いる修正のひとつです。 事例① 〈箔修正前〉 箔が剥がれ黄変しています。 ↓ ↓ 〈黄変修正後〉 事例② 〈箔修正前〉 専用フィルムを貼り、修正箇所以外、箔がつかないようマスキングします。柄とのバランスを考えながら、ピースガンで箔を吹きつけます。 ↓ 〈箔修正後〉 フィルムを剥ぐと、見事な金彩ができます。